ミユキ技研
ミユキ技研のブログです。
ここでは、医療機器の情報や最新のお知らせから社内の日常的な出来事まで幅広くご紹介してまいります。

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記事一覧

画像刺激のトリガズレで悩んでいませんか?

製品情報

ご存知のように、
パソコンなどのディスプレイで1枚の画像を作るには一定の時間が必要になります。
最近は液晶ディスプレイを使うことが殆どですが、
リフレッシュレートの違いやプログラムの作り方により、
トリガ出力と実際に画像が表示されるまでに遅れ時間が発生する場合があります。

フォトセンサーボックス(MG20−001)は、
この問題を解消するためにディスプレイに画像が表示されるタイミングを
フォトセンサで捉えてトリガ信号を出力するユニットです。
これにより、PowerPointなどで自作した画像を使って刺激提示する場合でも、
正確なトリガ信号を出力することができます。
フォトセンサーボックス(MG20−001)は最大4個のフォトセンサを使用でき、
4bitコード(最大15種類)のトリガ出力が可能です。
又、4bitレベルトリガーボックス(AP−U161)と組み合わせることで、
4bitコードトリガをアナログレベル信号に変換できます。
フォトセンサボックスフォトセンサボックス 2
AS


緑色の桜 御衣黄

雑記

桜も散ってしまいました。
初夏の足音が聞こえてきます。

ですが、その前に、
ソメイヨシノや八重桜が終ったら次は 緑色の桜 を見てみませんか?
御衣黄(ギョイコウ)という栽培品種です。
葉緑体により淡い緑色となった花弁が八重に重なり
少し反り返るように丸く咲く 珍しい品種です。

緑色の花の中央が だんだんとピンクになっていき、
花が散る頃には 緑というよりピンクの桜のようになりますが
その過程でグラデーションになっていく様は
言葉ではいい表せないような美しさです。
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他にも 鬱金(ウコン)という黄色い桜も この時期に咲きます。
ぜひ 探してみてはいかがでしょうか

記・三代川


暗黒卿 咲いていました

雑記

映画 スター・ウォーズ をお好きな方は多いと思います。
様々なキャラクターが魅力なのですが
中でも 人気があるのは 暗黒卿 ダース・ベイダーではないでしょうか。
黒々と光るマントとマスク 恐怖の象徴のようです。

先日 神奈川県の公園にある植物園に行ったとき
悪の帝王にそっくりだということで有名な花が咲いていました。
アリストロキア サルバドレンシス という中南米の花です。
食虫植物で ダース・ベイダーの目に見える部分に虫が落ちるそうです。
DSC_2856
花ですら 悪役っぽいのが さすが! 
とても珍しい花です。機会があったら観察してみてください。

記・三代川


Rogue Research社小動物ロボット式ニューロナビゲーションの説明会開催される

製品情報

3月27日から約2週間に渡りカナダRogue Research社より、
Roch M. Comeau氏とStephen Freyが来日して、
関西地区・中部地区・東京地区でマーモセット・げっ歯類向けロボット式ナビゲーション装置および
霊長類向けナビゲーション装置の製品説明会を実施しました。

各会場とも、この分野でご活躍の著名な研究者の方にお集まりいただきました。
お忙しい中ご参加くださいました先生方に感謝申し上げます。
げっ歯類ナビ
げっ歯類向けロボット式ニューロナビゲーションシステム
Brainsight Vetのアプリケーションと連動し手術用ツールの校正、ドリルによる穴空け、
ターゲットへのニードルの刺入等僅か0.2mmの精度でロボットが手術を支援します。


東京会場
東京会場の様子


記・澤野&古川


お花見

雑記

恒例のミユキ技研の花見が4月6日に飯田橋のお堀スポットで行われました。

予報で言われていた雨も降ること無く、また全く寒くもなく、
大変充実した宴として終える事が出来ました。
たまたま、カナダから来日していた取引会社の2名が合流し、
日本の花見を体験してもらいました。
またの再会を楽しみに、また気分を新たに頑張って参りましょう!!
花見2
記・澤野


日本一小さい猛禽 ツミ

雑記

ツミ という鳥をご存知でしょうか。
日本で一番小さいタカ目タカ科の猛禽類です。
東南アジアで越冬し、春に日本に飛来します。

都内在住の弊社社員宅に 毎年営巣をするそうです。
今年もすでに飛来し 家の近くをウロウロしているとのこと。



以下は過去の写真です。
_MG_2091_R
窓の目の前に巣があるため、
カーテンを閉めたままにして隙間から撮影をすることになります。
_MG_1611_R
毎年3羽くらいの雛が巣立つそうです。楽しみですね!!
_MG_3357_R

記・三代川


日本生理学会大会で協賛シンポジウム開催

学会情報

日本生理学会大会で協賛シンポジウム開催

3月28日浜松市にて開催された第94回日本生理学会大会で
ミユキ技研は”企画シンポジウム・てんかん病態の
基礎と臨床のtranslatability:オシロロジーからのアプローチ”を協賛いたしまた。
本シンポジウムは札幌医科大学神経科学教授の長峯隆先生と
京都大学てんかん・運動異常生理学教授の池田昭夫先生が企画し、
文科省新学術領域研究:オシロロジーの研究領域からの報告として
以下の先生方のご講演がありました。

1)今日のてんかん病態の理解と未解決の問題点
 (京大てんかん運動異常生理学 池田昭夫先生)
2)基礎研究からのアプローチーScn1a遺伝子変異ラットを用いた
高体温感受性痙攣の電気生理学的研究ー
 (岡山大学教育学研究科 大守伊織先生)
3)てんかん原性と関連ネットワーク:臨床神経生理学的アプローチ
 (京大臨床神経学 松本理器先生)
4)脳の動的活動状態に埋め込まれた数学的構造の発見:理論と応用
 (北大理学研究院数学部門 行木孝夫先生)

てんかんにおけるDC電位変動や高周波振動(HFO)に関する現状と動物を用いた基礎研究、
さらにECoGを用いた脳内ネットワーク研究そしてDC変動や
HFO現象が数学的にモデル化することが可能であるという研究の講演をいただきました。
本研究分野のさらなる発展を期待します。

AS


【アースの話】

製品情報

脳波などの生体電気現象を測定する上でよく出くわす問題が、
ハム(HUM)ノイズの混入です。
これは交流電源の周波数(60Hz又は50Hz)が測定信号に混入している状態を意味します。
このノイズの解消に、次のことをまず確認してみてください。

1.アース端子付きの3Pタイプ電源コンセントを使用していますか?
  測定機器などが接続されているOAタップや壁のコンセントが3Pタイプか確認し
  てください。図のように壁側の形状が2Pでは意味がありません。
コンセント2Pコンセント3P

2.PCや液晶パネルなど、その部屋にある機器の電源ケーブルが
  3Pタイプになっていますか?
  せっかく3Pケーブルを用いても、
  添付の2P−3Pアダプタを使っては意味がありません。
コンセントコンセント アース

3.それでもハムノイズが混入するとき。
  同じ部屋にある使用していない機器
  (PCなど)の電源コードを抜いてみてください。
  本体のスイッチが切ってあってもアイドリング状態になっており、
  ノイズを発生している機材もあります。

微弱電位の脳波にとってハムノイズ対策は特に必要になります。
先ずは電源周りから確認してみてください。
(け)


宝石色の花

雑記

ヒスイカズラ というフィリピン原産マメ科の花があります。
名前のとおり、宝石のような翡翠色の花が1m程にも大きく垂れ下がります。
無題
アントシアニンとサポナリンという無色のフラボノイド成分が含まれているため
コピグメント効果という現象がおこり、がくや花の茎が紫色になります。
そして色素が含まれている細胞のpHがアルカリ性であるため
花の色は翡翠色になるそうです。
そしてこの翡翠色を好むコウモリが花粉の媒介者になります。

絶滅が危惧されている貴重な花ですが
日本では関東だけでも15箇所以上の植物園等で見ることが出来ます。
3月~4月上旬が開化時期です。

是非 見てみてください。
記・三代川


従来の脳波検査が実施できない患者さんに恩恵が!-高密度脳波計の威力-

製品情報

米国ニュージャージ州 ヴォールヒーズに本部を置く神経学、
神経発達健康センター(CNNH)の
マークミンツ博士と彼の仲間はEGI社高密度脳波システムを用いて
発達、行動 または広範性人格障害、発達遅滞、又は 以前に従来型の脳波検査で
トラウマ的 経験をしたことのある子供を含め、子供の日常的な脳波評価で、
鎮静または拘束を必要としない高密度脳波計 (dEEG) による評価を実施しています。

ミンツ博士は、“脳波検査によって得られる情報は診断に恩恵を与えるが、
重度の行動反応や非順応のために恩恵を得られない子供や大人にも特別なニーズがあります。
しかし、dEEGの患者様にやさしいセンサーネット型脳波計を使用することにより、
この「十分なサービスを受けられない」特別なニーズ集団から
高品質の脳波データを取得することができた“と述べています。  
多くの場合、以前の神経学者は 上手くいかないまま 従来脳波計を用いて研究成果を得ようと試み、
拘束や鎮静を使用し 研究を信頼できないものにしていました。

高密度脳波計は、従来の脳波計における問題点を克服し、
診断面で「十分なサービスを受けられない」患者さんに
先進技術によってサービスを提供するものです。
EGI 中田さんの記事
F.N


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